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  • 執筆者の写真林登

歳出編:令和3年度予算について

更新日:2021年12月28日



こんにちは。

小矢部市議会議員の林登です。

前回は、令和3年度予算の歳入面について書きました。 よければ先にこちらご覧ください。



予算は、歳出とイコールになります。


令和3年度予算については、当初のサマーレビュー(R2年夏の予算査定)において4億6千万円の予算不足が想定されていました。 その後は、財政課が各課から上がってくる予算要望の査定を行いながら、歳出の縮減を図ってきた経緯があります。 なので、予算書の中身を見ると軒並み、対策年度予算から2割〜5割削減されています。 予算審議では、議員がこんなに削っても大丈夫ですか?と聞いても、しっかり対応しますとか、関係機関と連携を取りしっかり進めていきます、という答弁が返ってくるので、この予算額だけを取り上げて議論していても、中身が見えないふんわりしたやり取りになり議論にならない。それゆえ、全ての予算内容について熟知できていないこと、議論が尽くしきれていないところ(一般質問60分、予算特別委員会60分という時間制限もあり・・・)があることはご容赦頂きたい。また、それが実態である。 ☆新規予算の主なものを取り上げて紹介します。

・シティプロモーション事業費(7,274千円)・・・つまり727万円と4千円

財源は、国庫支出金3,565千円、その他144千円、一般財源3,565千円

(半分の360万円ほどは一般財源で、残りの半分は国のお金"地方創生推進交付金"という計算)

内容は具体的に新規3つ、継続4つ

(1)シティプロモーションブック(市勢要覧)制作事業 (3,300千円)

市民一人ひとりの地元への愛着を醸成することで、定住や将来のUターン等に結びつけることを目的として、本市が有する自然、食、祭り・人など資源をビジュアル的にわかりやすく紹介し、本市への理解を深めるためのパンフレットを制作する。また、市勢要覧的な要素も取り入れ、市外へ向けて本市を紹介する際にも活用するもの。

(2)おやべフォトコンテスト2021開催事業(202千円)

本市の魅力の発掘や共有を目的に、四季の風景や動植物、文化財、伝統芸能、イベントなど日常生活の視点による写真を募集する。優秀作品は広報等で紹介するとともに、次年度以降の年賀状テンプレート等への活用を検討する。

(3)小矢部市オリジナル年賀状テンプレート制作事業(121千円) 市民自身による市のPRにつなげるため、本市の風景写真等を使った年賀状テンプレートデータを制作し、市ホームページ上でダウンロード形式により提供する。 (4)首都圏における関係人口創出イベント 1,088千円 (5)SNSによるふるさと通信発信業務等 2,086千円 (6)ブラッシュアップセミナー 300千円 (7)広報特集ページ(おやべの職場探訪) 177千円 ・定住促進対策事業費 3,680千円 つまり368万円 コロナ禍においては、急速にテレワークの推進等により"脱東京・地方暮らし"が注目されてきており、そのような中、昨年「テレワークが中心になったら住むべき街4選」に本市が選ばれたことから、この機を逃すことなく「テレワーク移住をするなら小矢部市」を積極的にアピールし、首都圏からの移住者の増を目指す。 (1)田舎でテレワーク山手線つり革広告事業(1,930千円)

山手線の1編成(11車輌)のつり革に本市への移住を促進する広告「テレワーク移住するなら小矢部市」を4週間(28日間)掲載し、本市の知名度向上を図るとともに、体験ツアーの参加者を募る。  これは、193万円で山手線に広告を出すという事業。予算特別委員会では、しっかり目標数値を持ち取り組むことを強く意見しています。 具体的な数値目標も提示されずに、193万円の新規予算が通るなんで、財政難だと言っている小矢部市において理解できません。 (2)テレワーク体験お試し事業 1,420千円 施設整備維持費等 24万円 / 空き家賃料 33万円 / 交通費助成 35万円 / レンタカー助成 25万円 / ナビゲート委託費 25万円 (3)先輩移住者の生の声発信事業 33万円 動画制作費用 33万円 3人分の移住者の声を動画でwebにアップするそうです。 ・減債基金積立金  50,000千円(5千万円) 将来の交際費の増嵩に備え、計画的に減債基金を積み立てようとするもの。 公債費は、令和5年をピークに上がっていきます。 数年後、借金の返済で首が回らなくなる前に、5千万円をよかしておいて、令和4年や令和5年に備えるものです。今回、初めてこのような基金を積み立てました。 逆に言えば、それだけ、借金の額がすごい!額というか、一般財源に対する比率が高くなるのです。本当にやばいです。高岡市よりも財政状況は悪化しています。

私が目指すのは、30年後も住みたい小矢部市。この時代に大型公共施設を複数整備し、借金を膨らませて来たことは、食べ過ぎで太った人と同じである。怠慢。 今すぐ、適切な運動量と減量に励むべきである。 ここからは、時間がかかる一方で、情報発信のスピードが落ちるので資料の画像を添付するので、予算について皆さんの目でご覧ください。 (具体的な質問や提案があれば、林まで直接ご連絡ください)

最後まで、ご覧いただき、ありがとうございます。 こう言った予算内容になっています。 気軽に質問でもなんでもください!! よろしくお願いします。

-------------------------------------------------- 3月議会の一般質問についてはこちら https://www.hayashinoboru.net/post/3月議会を終えて

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