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  • 執筆者の写真林登

特集[小矢部市の地方創生って実際どうなの!?vol,4]


小矢部市の地方創生について毎月書いてきました。


今回の記事は前回からの続きでもありますので、できれば、vol,2から順次お読みください。


今回は、経済対策について、書いていきたいと思います。

6月定例会の代表質問でも発言しましたが、

小矢部市の生産年齢人口は、2000年から2040年で半減します。

2万人が1万人になります。


これは、地域経済が大きく変わっていくことが予想されます。 放っておけば、砺波市へ小売店は集中するでしょう。

製造業は、労働者が確保できず、半数近くが廃業するか、

労働者のほとんどが東南アジアやアフリカ出身の方になるでしょう。


6月定例会でも20年後、30年後を見越した経済政策について、桜井市長に質問をしましたが、市長の答弁は以下の通りでした。


桜井森夫市長:

『現在の人口減少・少子高齢化が進む中において、まずは人口減少問題に取り組むことが重要であると考えております。

 その上で、第7次小矢部市総合計画の基本目標に掲げております「魅力あふれる産業と経済活力のみなぎるまち」を目指し、各種施策を着実に展開していくとともに、民間企業のDXの推進や創業支援策の強化に取り組むなど、我々行政もしっかりと世界・国の情勢を注視しながら、臨機応変に対応していくことが必要であると考えております。

 いずれにいたしましても、本市の将来像でおります「魅力・安心・充実しあわせおやべ」を目指し、経済対策のみならず、市政全般にわたり、積極的に各種施策に取り組んでまいりたいと考えております。』


民間企業のDXの推進や創業支援策の強化と、言われたが具体的な策が聞きたかったのであります。

民間企業のDXについては、商工会や地元企業と協議すると良く言われるが、商工会や地元の企業と対話しても、今は必要ない!とか、面倒なことを始めたくない!とか、どうすればよいかわからない!とか、そんなことになって、何1つ新しい取り組みは進まないことが容易に予想されるわけです。


なので、これは市長が政治家として、外から情報収集をするべきなのです。なぜなら、市外で実践している企業や自治体、事例がたくさんあります。むしろ、国外の方が進んでいるわけなので、アメリカなどの企業の事例を参照するべきであります。

また、専門家やIT関連の企業も市外にたくさんありますから、そういったところに相談すべきであります。

その上で、政治家として、市長が判断すべきなのです。


企業の経営者が難色を示しても、外部の情報から将来のために必要なことだと、判断すれば、嫌がってもやるべきです。


新規創業の支援も行政や商工会では、支援ができるわけがありません。

起業をするというのは、ひと昔よりも小矢部市という地域では難しいと思われます。

市内経済が縮小する中で、起業するチャンスは少ないです。


ネットで場所を問わず、初期投資を低く抑えることも可能でしょうが、

ネット活用した起業はハードルが低い反面、競争過多で、

ノウハウやスキルがなければ、難しいと思われます。


小矢部市内では、そういうネット起業などに関連する情報、ノウハウ、スキルが不足しており、地域性からすれば小矢部で起業するメリットがありません。


つまり、放っておけば、小矢部市内で起業する人は減っていきます。 雇用も限られた業種に偏り、多様性が失われてしまいます。


それを見越せば、今から市内での新規創業を強力に支援していく必要があるのです。


氷見にでもやっているhimi-biz 氷見ビジネスセンターのように、

経験者がセンター長になり、創業支援を行うべきである。 https://himi-biz.net/





とにかく創業支援で実績を出したことのある人物を

市外から登用し、創業支援を行政として直接的に支援する仕組みを作るか、

外部人材として、委託するような形式で支援する仕組みを構築するのか、そういった取り組みが必要である。


大事なことは、知識・情報・ノウハウを持っていないことを自覚して、

外部の人材を活用することである。


しかし、今回の6月定例会の桜井市長からの答弁では、そういった視点が全く見られず、残念でしかなかった。


本当に、桜井市長は5期目へ向けて出馬するのだろうか。 他に、出馬する方がいれば、ぜひ公約を聞いて様々、判断したい。


今回は、小矢部市の地方創生、市内経済の活性化という観点で書いてみました。

皆さんは、どう感じたでしょうか。ぜひ、気軽にコメントやDMを送ってください。


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