令和7年会派未来共創視察報告①横瀬町
- 林登
- 12月9日
- 読了時間: 4分
こんにちは!
小矢部市議会議員の林登です。
会派未来共創の3名の議員で、行政視察に行ってきました!!
日時:令和7年11月27日 (木)
今回は初日に訪問した埼玉県横瀬町(よこぜまち)の報告をします。
今回視察内容は、こちらのHPの通り。

新幹線で大宮駅を降り、湘南新宿ラインで池袋、池袋駅から西武線の
特急ラビューに乗車。とても綺麗な電車でした!
また、この都心の近さが横瀬町の強みです。

横瀬町は秩父市の隣。
人口は7千人代の小さなまち。
それでも特急が1時間に1本止まって東京都内まで1時間以内。
車内も綺麗で、清潔でした!
窓が大きく、景色が綺麗に見れました。

横瀬町は、「日本一チャレンジする町」をキャッチフレーズに取り組んできたといいます。
人口減少による危機感から、先が見通せない時代において人を惹きつける魅力が必要だという考えでチャレンジに取り組んできた。
冒頭の説明で大変感銘したのが、総合振興計画という総合計画にあたるものを外部への委託ではなく、職員が自ら意見集約し練り上げたという点でありました。その中で形式的な文章は削除し、どういう未来にしたいかにフォーカスし、そのために何をすべきかを考え実行するための各課の役割に注力した内容に改善したという。
「よこらぼ」は、そういった総合振興計画に基づき、横瀬町官民連携プラットフォーム「よこらぼ」はまちづくりの実践や実証実験などができるチャレンジのフィールドとして取り組んできた。

採択実績は、151件、月平均で1.6件の採用がある。毎月締め切りがあり、毎月審査しているというからすごい。これら採択された事業は全てが基本的に予算は付けずに連携する形である。過去に、5件のみ予算措置をした実績があるが、基本的に予算措置をするわけではない。提案者の拠点が7割が県外であり、大半が東京であるというのも特徴的である。

具体的な提案は、遠隔子育て相談「小児科オンライン」や株式会社LUUPの電動キックボードシェアリングサービスなどがある。企業側のメリットとしては、実証実験につかい、実際に自治体での導入実績として、他の自治体への売り込みに使うなどある。町にとってもメリットがあれば、企業の取り組みを応援するという仕組みである。規制緩和をしたり、連絡調整をしたり、広報を手伝ったりと様々な支援をするという。
こういった取り組みを続ける中で、総務省の「令和4年度ふるさとづくり大賞」優秀賞を受賞し、メディアの露集も増えたという。チャレンジがチャレンジを呼ぶ好循環として、地域商社の設立に繋がったり、子ども中心の親子で使えるテレワーク拠点「エリア898」など、新しい取り組みにつながっているという。令和7年版「住み続けたいランキング」埼玉県版で1位を獲得し、そういった取り組みが反映されたのだろうと言われていたのが印象的でした。


こういった公民連携は、個別の案件を自治体は拒絶はしていないし、相談はいくらでも受けるのですが、横瀬町のように窓口がしっかりあると、企業・団体が応募しやすい環境にあると感じました。各振興会などの地区へは補助メニューがあり地域の活動も支援しているそうです。「よこらぼ」は、本市の1%まちづくり補助金の参考にならないかと考えて視察したのですが、制度的に1%まちづくり補助金よりもチャレンジに重きを置いており、新しいまちづくりに効果的に作用していると実感した。本市のまちづくりの参考にしたいと考えます。
また、当日は議長にもご同行いただき、懇切丁寧にご説明を頂き感謝いたします。

オープン アンド フレンドリースペースArea898(エリアはちきゅうはち)は、埼玉県秩父郡横瀬町に誕生した、横瀬町民による横瀬に関わる人たちのためのコミュニティ・イベントスペース。使用されなくなっていたJA旧直売所跡地を利活用し、町民と横瀬町に関わる人たちが交わる“交差点”として作られました。
故郷、チャレンジのフィールド、癒しの場所…それぞれの関わり方で、それぞれの居場所になる横瀬町。この中心地にできたArea898で、様々な人との出会いを楽しんでください。
ということで、こういった市民の居場所がないということから、場所作りにも取り組んでいました!
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