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  • 執筆者の写真林登

9月定例会の一般質問質疑応答全て

皆さんこんにちは!

小矢部市議会議員の林登です。


9月定例会の質問を全てご覧いただけるようにアップいたします。


ダイジェスト版としてまとめたものを見やすくインスタグラム等でアップしたいと考えていますが、少々お待ちください。


○4番(林  登君)

 皆さん、こんにちは。会派「未来共創」の林でございます。令和5年9月定例会において、通告に従い、一問一答形式にて質問をいたします。よろしくお願いをいたします。 

 初めの質問は、令和5年7月豪雨災害の復旧対応についてであります。

 7月12日から13日にかけて、富山県初の線状降水帯が発生し、本市において過去最大となる豪雨災害が発生をいたしました。この災害への対応・復旧のためにご尽力されている本市の職員の皆様、土木事業者の皆様、ボランティアセンターの開設・運営をしていただいた社会福祉協議会の皆様、そしてボランティアとして手を貸していただいた市内外の皆様、本当にありがとうございます。感謝申し上げます。

 まず、本市が把握している今回の豪雨災害の被害内容についてお示しを願います。お願いします。


○議長(山室秀隆君)

 総務部長 橋本信之君。

〔総務部長 橋本信之君登壇〕


○総務部長(橋本信之君)

 本市が現時点で把握している今回の豪雨災害に係る被害についてお答えいたします。

 まず、人的被害については幸いにもありませんでした。

 次に、住家被害については合計86件に被害があり、内訳としては、床上浸水2件、床下浸水41件、土砂流入40件、上水道断水2件、浄化槽土砂流入1件でありました。

 また、非住家被害につきましては合計19件の被害があり、内訳としては、作業所全壊1件、車庫等の浸水被害14件、宅地内地割れ1件、浄化槽土砂流入2件でありました。

 また、土砂崩落や倒木などにより、国道8号と471号で通行止めが発生し、県道では七つの路線で通行止めが発生いたしました。また、市道においては82か所で被害が確認されております。

 なお、県道の通行止めに伴い、宮島地区において一時的に孤立集落が発生しております。

 その他、農作物については、水稲、大豆、ハトムギ、トウモロコシ、リンゴについて冠水被害があり、被害面積は48.2ヘクタールとなっております。

 農地・農業用施設は被害箇所数670か所、林道については81か所の被害が確認されております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 市内において大変な被害があったことがよく分かります。幸いにも人的被害がなかったということは、不幸中の幸いであったというふうに思います。

 この復旧に関わる全体の予算見込みと復旧が完了するまでのスケジュール、現段階での概要をお示し願います。


○議長(山室秀隆君)

 産業建設部長 笹本克也君。

〔産業建設部長 笹本克也君登壇〕


○産業建設部長(笹本克也君)

 今回の災害の復旧に係る全体予算の見込みと復旧完了までのスケジュールについてのご質問です。

 今回の災害における市道や普通河川などの公共土木施設の災害復旧に係る経費については、市道における崩土除去などの修繕費として7,670万円、被災した公共土木施設の災害復旧工事費などとして2億4,080万円、合計3億1,750万円を見込んでおります。

 また、農地、農業用施設、林道施設の災害復旧に係る経費については、用排水路や農道・林道における崩土除去などの修繕費として6,470万円、測量設計を行う委託料として1億5,600万円、被災した農業用施設のうち、重要な施設の早期着工のための工事費として3億1,400万円、これらの合計5億3,470万円を8月臨時会において補正予算の編成を行ったところであります。

 なお、農林業関係の全体予算につきましては、今後実施される国庫補助事業の採択に係る災害査定の結果により、全体の被害額が判明しますことから、進捗状況を見ながら、適切な時期に復旧に関する予算の追加補正を実施してまいりたいと考えております。

 復旧完了までのスケジュールについてでありますが、国土交通省及び財務省による災害査定は、今月25日から10月13日までの期間で順次行われます。また、農林水産省による災害査定は、今月27日から順次行われ、12月上旬までに全て終了する予定となっており、災害査定が終了後、追加の補正予算を行いながら、工事発注を順次行いたいと考えております。

 一方、完成時期の見通しについてでありますが、国や県をはじめとする公共土木施設災害のほか、農地林道災害も含め、非常に多くの工事発注が行われることとなるため、今の段階でははっきりと申し上げられない状況でありますが、今後、工事の早期発注に努めるとともに、受注業者や地元関係者と協議を行いながら、早期復旧を目指してまいりたいと考えております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 かなりの量になりますので、なかなか今現段階で、全体像であったり、予算、スケジュール全てはなかなか難しいのはよく分かります。

 市民の皆さんは、そういった復旧のめど、いつ頃、どれぐらい復旧できるんだろうかと非常に心配をしておりまして、少しでもスケジュールや動向を知りたいと思われていると思います。

 災害の復旧スケジュールなどについては、どのように市民に周知されていくお考えでしょうか、お伺いいたします。


○議長(山室秀隆君)

 産業建設部長 笹本克也君。


○産業建設部長(笹本克也君)

 市道などの公共土木施設に係る今後の災害復旧におけるスケジュールの周知方法については、災害復旧工事の受注者と工程について協議した上で、通行止めなどの通行規制の情報を市ホームページなどにて公表するとともに、具体的な工程については、各自治会に個別にお知らせしたいと考えております。

 また、農地、農業用施設、林道施設については、現在、通報を受けた被災箇所の再確認や災害復旧に向けた対応方針などを、順次、各自治会に個別にお知らせをしており、今後、スケジュールにつきましても、災害復旧工事の発注のめどが立った時点で、具体的な工程など、随時お知らせしたいと考えております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 全てが今取り組みながらということでございますので、スケジュール分かり次第、随時、まとまってからじゃなくてもいいと思います。随時、ここはいつまでにできそうだとか、そういった見込みをお伝えいただきたいと思います。

 また逆に、たくさんある中で、この部分はどうしても時間がかかるということが分かれば、それはそれで、明確に今は言えないけれども、もう少し時間をいただきたいというのをお伝えいただければ、住民の方も安心すると思っておりますので、しっかりその辺は周知のほうを対応、よろしくお願いをいたします。

 農地、農業施設以外の民地の部分におきましても、土砂災害などの被害が多くありまして、例えば住宅裏の土砂崩れなど、二次的な被害につながる可能性が拭えないものもたくさんございます。そういった民地における災害復旧に対して、少しでも支援をしていただければと思っておりますが、その点はいかがお考えでしょうか。


○議長(山室秀隆君)

 産業建設部長 笹本克也君。


○産業建設部長(笹本克也君)

 民有地における災害復旧の支援についてであります。

 民家裏の二次的災害に関する斜面対策については、個人による維持管理が基本とはなりますが、高さ5メートル以上で、斜面の角度が30度を超える急傾斜地など、崩壊した際に相当な被害を及ぼすおそれのある箇所については、これまでも急傾斜地崩壊対策事業として、斜面対策工事を実施してきております。

 同じく、今回の豪雨により、宅地裏の斜面が崩れた箇所については、崩壊の規模や斜面から住宅までの距離にもよりますが、民家に直接被害を及ぼすおそれが見られる場合には、今後、対策の必要性について、その財源の確保等も含めて、個別に検討してまいりたいと考えております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 ありがとうございます。

 個別に対応ということでありますが、今具体的に想定している対象、個別に対応する箇所数が幾つあるのか把握されているのか、そして今、順次ということですが、二次的被害が心配されている、そういうところがあると思っています。

 今朝のニュースでも、長崎県で線状降水帯がというニュースもありました。日々、日本中どこかで線状降水帯がという話がある中で、またいつか雨が、先日も少し大きな雨が降ったりしましたが、二次的被害につながらないかと心配している方も多くいらっしゃいます。

 その辺は、順次と言いますが、具体的にいつ頃、どのようにというスケジュール感はお持ちでしょうか、確認いたします。


○議長(山室秀隆君)

 産業建設部長 笹本克也君。


○産業建設部長(笹本克也君)

 今ほどご質問にありました民家裏、民地内における危険な箇所の箇所数の把握については、土砂を撤去した40か所があると思います。その中で、危険な箇所が何か所あるか、この後、こちらのほうでも確認しながら把握していきたいと思っておりますので、今ちょっと何か所という形ではお答えはできません。

 ただ、二次的災害への対応ということで、現場については、一時的な土砂の撤去のときに、危険な箇所はシートを張るなり、土のうを積むなりという業者さんのほうの手当てもしっかりされているところもありますので、そこはそこでしっかり何とか耐えるところもできるのかなというふうには思っておりますが、この後の急傾斜地というふうな判断を持って対応していくというスケジュールについては、今後、この後、各案件で対応していくような形になっていくと思いますので、スケジュールについてもなるべく早く、その場その場で、早く判断はしていきたいと思っております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 ありがとうございます。

 早く早くというのはもちろん大事でありますが、それも先ほどのスケジュールの周知と同じでございまして、住民の方も、いつ、どのように対応していただけるんだろうかと思われていると思いますので、また、そういった何月頃までにはとか、どういったスケジュールでというのは、少しでも早めにお示しいただけると安心いただけるのかなと思っておりますので、お忙しい中とは思いますが、しっかり対応いただきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 次の質問に移ります。

 次の質問も災害に関連したところでございますが、特に、災害時の情報発信ということに特化して質問をしたいと思います。

 少し7月12日、13日の状況について振り返りたいと思います。

 7月12日の23時頃には、市民交流プラザを自主避難所として、開設を本市のほうでされておりますが、その23時頃には、国道471号線の石動から南谷へ向かうほうですね、南谷交差点の手前で大規模な土砂崩れがあり、既に通行止めになっておりました。

 同じく、矢波地内においては23時頃には矢波川があふれ、道路は川のようになっており、住宅2軒が既に床上浸水をしていたのではないかと思います。

 つまり、12日の23時頃には、既に自主避難しろと言われても避難できない状況にある市民がたくさんいられたと思います。翌朝、道路の寸断箇所が多く、災害状況を確認することも非常に困難を極めたことだろうと思っております。

 この13日、翌日は平日でありましたが、南谷地区のほとんどの方が通勤通学をすることができませんでした。ほかの地区にお住まいの市民の方も、国道8号線や国道471号線の通行止めにより、足止めを受けた方も多かったことと思います。

 当時、市民からは、国道、県道、市道の通行止め解除の見込みや、停電が起きている地域も多くございました、こういった停電の復旧見込みについても確認をしたいという声が多く聞こえてきました。しかしながら、市でも状況把握や情報発信が正確にできておらず、住民の方は不安を感じていたことと思います。

 南谷地区、宮島地区の方々は、家から一番近い土砂崩れを見ていますが、当時、全体的にどれだけの被害があるのか、現状が分からないという方も多くいらっしゃいました。そのような中、生命の危機に関わる場面もありました。

 13日に、救急車を呼ばれた方がいましたが、土砂崩れによりご自宅まで向かうことができず、津幡町の救急車に応援に来ていただき、津幡町側から救急搬送をしてもらうことで一命を取り留めた事案もございました。

 14日には、透析のために通院予定の方がいらっしゃいましたが、ふだんその方が使っている国道471号線は通行止めで通れず、親族の方が山奥の回り道を自力で探し、何とか病院まで送ることができたそうであります。幸いにも人命に関わることはありませんでしたが、ぎりぎりの状態であったと思います。

 そこで質問でございますが、災害発生直後の情報発信は、被災者や地域住民にとって非常に重要であります。防災行政無線、防災緊急メール配信サービス、ケーブルテレビ、市のホームページ、市公式フェイスブックページ、LINE公式アカウントなど、各広報媒体をふくそう的かつ効果的に活用できていたのでしょうか。本市の実態についてお示しを願います。


○議長(山室秀隆君)

 総務部長 橋本信之君。

〔総務部長 橋本信之君登壇〕


○総務部長(橋本信之君)

 災害発生直後の情報発信につきましては、自主避難所の開設や気象警報、水防警報などを市民の皆様に対して、市防災行政無線や市防災緊急メール、市ホームページ、市ケーブルテレビにより情報を発信したところではありますが、市公式フェイスブックや市公式LINEを使用しての情報発信は行いませんでした。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 しなかったものがあるのは分かりますが、再度ご質問いたしますが、各広報媒体をふくそう的かつ効果的に活用すべきだと私は考えております。防災の基本的には、情報発信はふくそう的にするべきだということを過去に議場で質問した際にも、前任の部長さんからもそういった言葉をいただいておりました。

 なので、今回の事例の中で、各広報媒体をふくそう的かつ効果的に活用できていたのか、できていなかったのか、この2択で答えていただきたいと思います。いかがでしょうか。


○議長(山室秀隆君)

 総務部長 橋本信之君。


○総務部長(橋本信之君)

 今回は、市防災緊急メール、そして市防災行政無線、市ホームページ、市ケーブルテレビにより情報を発信したところでありますが、市公式フェイスブック、そして市公式LINEについては情報発信を行っておりませんでしたので、十分に効果があったといいますか、効果的には不十分な部分があったというふうに考えております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 なので、実態としては不十分であったということで、今、部長も言われました。もっとふくそう的かつ効果的に活用できたのではないかなというのも、当時、感じておりました。

 今回の経験を生かして、災害時の情報発信の強化に取り組むべきであります。特に、情報ニーズの把握、これが重要であると考えています。どういう情報発信をするか。もちろん今、私言いましたとおり、各広報媒体をふくそう的に活用することはもちろんなんですが、市民がどういう情報を欲しいと思っているのか、そのニーズですね。

 なので、先ほど少し言われましたが、水防警報だとかそういった情報が市民にとって分かりやすのか、必要な情報なのか、こういうところも含めて、情報ニーズの把握が重要であるということであります。

 なので、今後は、この情報ニーズの把握についてどのように取り組んでいかれるのか、お考えをお聞かせください。


○議長(山室秀隆君)

 総務部長 橋本信之君。


○総務部長(橋本信之君)

 今回、災害発生時の情報については、雨がやみ、明るくなってからの情報収集となったこと、また、被害規模が広範囲に及んでいたことから、道路交通情報や復旧見込みなど、市民の皆様が必要とする情報の発信が速やかにできなかったと考えております。

 ご指摘のありました市民が求める情報ニーズの把握につきましては、今後、市自治振興会協議会をはじめ、市自主防災組織連絡協議会や市防災士連絡協議会などの防災関係機関を通じて、把握に努めてまいりたいと考えております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 その把握をしていくということですが、把握をした上で、今後の災害発生時にしっかりそれを活用していただきたいのですが、どのようにそれを実際の災害発生時に活用できるように、何か取り組んでいかれるお考えはあるのでしょうか。


○議長(山室秀隆君)

 総務部長 橋本信之君。


○総務部長(橋本信之君)

 情報ニーズの把握は、各種関係機関を通して、把握に努める所存でございます。

 いただいた情報をそれぞれの段階において、その場面場面でいろんな意見をいただくことになると思っています。それを庁内で収集させていただいて、全課を通して情報を共有して、新たな、どの対策がよかったのかということも含めて、協議をさせていただきたいというふうに考えております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 これ、ぜひ取り組んでいただくべきだと思っていますので、いつ災害が発生するか分からない中で、これ、いつまでにそういった何か改善がされるのでしょうか。多分そういう取りまとめをしたり、しっかり取りまとめをして具体的にどうするのかということまで決めていかない限り、もし同じように災害が発生をした際には、先ほど部長言われたような、LINE公式アカウントを活用しなかったり、フェイスブックページで情報発信をされなかったりするのかなと思いますが、その点はどのようになるのでしょう。いつまでには必ず整備をするみたいな、めどなどはありますでしょうか。


○議長(山室秀隆君)

 総務部長 橋本信之君。


○総務部長(橋本信之君)

 実施のめどにつきましては、この場ではお答えすることはできませんが、早々に関係機関、団体に情報ニーズ、今回の災害についてのご意見も含めて、なるべく早く意見をいただいて、情報収集したいというふうに考えております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 早々にということなので、早々に取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。

 次に、防災や災害情報を発信するX、旧ツイッターですね、SNSも様々ありますが、災害時にこの旧ツイッター(X)というのが非常に情報が早くて、皆さんそこで検索したりする方も、今若い方では非常に多いと思っております。

 このX(旧ツイッター)のアカウントを持っていない自治体は、呉西6市でいうと小矢部市と氷見市だけでないかと思っております。この際、このXアカウントを開設し、災害時の情報発信強化に取り組むべきではないでしょうか。

 また、そのほかの各広報媒体も含めて、ふくそう的かつ効果的に活用していくべきだと考えますが、改めて具体的な改善に取り組んでいただけるのか確認をいたします。


○議長(山室秀隆君)

 総務部長 橋本信之君。


○総務部長(橋本信之君)

 自然災害が発生した場合、住民に災害情報を迅速、正確かつ的確に伝達することは、災害から住民の安全を守る上で極めて重要であります。

 災害対策基本法第56条においては、災害に関する予報または警報の伝達は市町村長の責務とされ、各市町村はこの規定を踏まえ、災害時における住民への情報伝達を的確に行うため、地域の実情に応じて防災行政無線をはじめとする様々な災害情報伝達手段を整備し、情報伝達体制を構築する必要があります。

 このことから、議員ご提案のXにつきましても、災害情報伝達手段の拡充の観点から、導入に向け、課題を整理した上で、検討してまいりたいと考えております。

 なお、本年9月下旬から、災害防災情報のLINE配信の機能拡張を予定しており、市防災緊急メールと連携した情報発信に取り組むこととしております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 ぜひX(旧ツイッター)のアカウントを作っていただいて、特に、国道8号線の交通情報とかも国のほうはXで発信をしておりまして、非常に情報が早いわけであります。それをまたリツイートしたりシェアすることで、すぐその情報がまた広がっていきますから、非常に有効であると思っております。

 なので、私自身もそうやって、この旧ツイッターのアカウントで国道の通行止めだとか、この前も事故処理で、一時、国道バイパスを止めたりしていましたが、時間も予定よりも早まったりしたときには、早く通行止め解除しましたという情報も流れてきますので、そういったものを市のアカウントで共有してあげることで、また市民へもしっかり届いていくということになろうかと思っておりますので、これはあったほうがいいなというのを改めて思った次第でありますので、ぜひ取組していただきたいと思います。

 また、今のLINE公式アカウントの機能拡張についても、またしっかり効果的に、それも情報はただ文字で投げていても仕方ないと思っていますので、しっかり情報ニーズの把握に努めていただきまして、視覚的に、今の防災メールは、メールは文字面がメインになっていると思いますが、文章だけではなくて、例えば地図をつけるだとか、視覚的に分かりやすいということも重要だと思っていますので、ただ機能拡張しました、同じような防災メールのものを転用して、ただ文字面を送りますというのはやめていただきたいと思っておりますので、もしそういう考えがあるようであれば改めていただき、しっかり、今の時代であれば、メールよりもLINEのほうが見やすいという人も多くなりますから、単純な転用はしないでいただきたいと思います。よろしくお願いします。

 今回、災害状況の把握のために、本市のホームページに被害の報告フォームを作成していただきましたが、これは自治体DXということで、そういったホームページで、写真をつけたりして情報提供するということは非常に有効であるなと思っておりますが、今回、初めてそういった取組もされたんではないかと思いますが、この報告フォームについては、何件の報告があり、実際、報告に対してどのように対応されているのかお伺いいたします。


○議長(山室秀隆君)

 総務部長 橋本信之君。


○総務部長(橋本信之君)

 市ホームページの被害報告フォームへの報告件数は11件ありました。その大半が土砂崩落や倒木により道路がふさがれたという報告でありましたが、報告をいただいたものにつきましては、それぞれの担当課と情報共有を行い、対策を講じてきたところであります。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 こういった方法も、実際、これをやられてみて、当局としてはどのように感じられたのか、これに関連して再質問いたしますが、例えば初めてこういった、今ホームページも改修されまして、こういった報告フォームをしっかり作ることができる状況の中で、こういった取組についてはどのように効果があったのか、どうだったのか、所感があればお伺いしたいと思います。いかがですか。


○議長(山室秀隆君)

 総務部長 橋本信之君。


○総務部長(橋本信之君)

 今回、市のホームページに被害報告フォームを設定させていただきました。その効果につきましては、やはり現地、通行止めとなっているような箇所に職員がなかなかたどり着けないという状況もありましたので、市民の方からの写真等をつけた被害報告は非常に助かったというふうに思っておりまして、こちらについては、引き続きといいますか、継続した形でやっていきたいというふうに考えております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 かなりな額の予算をかけてホームページも改修したわけでありますから、しっかり効果的に自治体DXという部分も取り組みながら、災害の対応に、また次あるときは、さらに当たっていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、小学校、中学校の通学路においてですが、13日も平日で学校があったと思いますが、通学路における土砂崩れや地下道の冠水等もあったのではないかと思いますが、これについては、いつ、どのように通学路の安全を確認されたのでしょうか。学校や教育委員会の対応についてお示し願います。


○議長(山室秀隆君)

 教育長 栢元 剛君。

〔教育長 栢元 剛君登壇〕


○教育長(栢元 剛君)

 私のほうから、学校についてお知らせしますが、学校の通学路においても土砂災害、これも発生しました。南谷とか宮中地区の一部で、スクールバスが行きにくいということがありまして、該当する児童生徒は16人、これは1日または2日間、自宅学習をしてもらいました。

 確認については、13日の明け方5時に対策本部のほうへ被害状況を確認しました。その中では、今言いました2地区以外は大きな被害がないということが確認できましたので、基本的には一部を除き、通常登校というふうに指示を各小中学校長に出しました。

 また併せて、教育委員会の教育総務課の職員が通学路を現地確認しまして、得られた情報について各学校に通知をしたところであります。学校においては、状況に応じて、児童生徒を  まして、危険がないように先生方が現場にもおるというようなことなどを対応したところであります。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 しっかりと職員が現地を見ながら確認したということで、一つ安心をしております。しっかりこういった災害時に二次的被害がないように、学校、教育委員会がしっかり連携をして取り組んでいただきたいと思いますので、また引き続きよろしくお願いをいたします。

 次の質問に移ります。

 次の質問は、子育て世帯に対する経済的な支援についてであります。

 今回の9月定例会の一般質問において、市民の声を私のSNSで募集をさせていただきました。そうしたところ、子育て世帯へのお米券の配布事業についての意見が多く寄せられました。

 主な市民の意見は、「お米券の配布ではなく、子育てや学校で必要な物品の購入に充てられるものに変更してほしい」という意見がありました。

 そこで、市民のどの程度の割合がそう感じているのか、私のSNSのインスタグラムのアカウント上でアンケート実施しましたところ、62名の市民の方に回答をいただきました。

 ご回答をいただいた市民の皆様、ありがとうございました。

 質問の選択肢は三つ設けてみました。一つがそのままお米券のほうがいいというもの、二つ目が子育て関係、何にでも使えるほうがいいというもの、三つ目は分からないという選択肢を設けました。

 62名のうち、何名の方がお米券のほうがいいと回答したのかですが、「お米券のほうがいい」と回答された方は9名で、全体の15%でありました。「子育て関係、何でも使えるほうがいい」と回答された方が52名で、全体の84%でありました。「分からない」と回答した方は1名で2%でありました。

 こう見ると、84%の方が「お米に限定せずに幅広く使えたほうがいい」という意見でありましたが、ただ、市内の米農家への支援という意味合いがあることも私は理解をしております。

 その一方で、これだけ多くの方の意見があったということは、物価高騰により、子育て世帯が経済的な負担を感じているということだろうと思います。実際に、粉ミルクや紙おむつなどベビー用品の7月の物価上昇率が、前年同月に比べて7.1%も上昇をしています。

 さらに、ベビー用品全般を扱うピジョン株式会社は、哺乳瓶などベビー関連の210品目をこの9月1日より2%から22%の幅で値上げを実施しております。その理由は、原材料価格やエネルギー価格、物流コストの高騰を転嫁するとのことであります。

 物価高騰に対して賃上げが追いつかない中で、子育て世帯の経済的な負担のみが増加しています。世帯の所得に関係なく、子育て世帯に対する経済的な支援を実施すべきではないでしょうか。答弁をお願いします。


○議長(山室秀隆君)

 民生部長 野沢弘一君。

〔民生部長 野沢弘一君登壇〕


○民生部長(野沢弘一君)

 子育て世帯へのお米引換券配布事業につきましては、令和4年度においては、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、子育て世帯への経済的支援及び消費が低迷している市産米の消費拡大を、令和5年度においては、食料品等の物価高騰の影響を受ける子育て世帯への経済的支援及び市産米の消費拡大を目的に、臨時的措置として実施しているところであります。

 また、令和5年1月から出産・子育て応援交付金事業を実施し、妊婦や2歳までの低年齢期の子育て世帯が安心して出産・子育てができるように、伴走型相談支援を充実し、出産・育児関連用品の購入費助成及び子育て支援サービスの利用負担軽減を図るために、10万円の経済的支援を行っております。

 さらに、県においては、令和4年度までは、出生児のいる家庭に対して、保育サービス等に利用できる「とやまっ子 子育て応援券」を配布しておりましたが、令和6年度から、令和5年度以降に生まれた出生児を対象に、保育サービスに加え、出産・育児関連用品の購入にも使用できる新たな子育て支援ポイント制度を開始される予定であると伺っております。

 以上申し上げましたサービスのほかに、新たな子育て世帯に対する経済的な支援の是非につきましては、今後の物価の推移や国の経済対策等を勘案しながら、必要性も含め、検討してまいりたいと考えております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 今、答弁いただきましたが、伴走型の支援で10万円ということであったり、県のポイント事業もいいのでありますが、本市は「あったか子育て日本一」というのを去年から言われておりまして、その中で、国の事業や県の事業を紹介されましても、私はあまりぴんと来ないと思っております。

 本市として、「あったか子育て日本一」を目指す中で、子育て世帯の課題をしっかり把握をし、施策に落とし込んでいくべきではないかと思っておりますが、その点については、部長、どのようにお考えでしょうか。

○議長(山室秀隆君)

 民生部長 野沢弘一君。

○民生部長(野沢弘一君)

 今ご紹介しましたお米引換券配布事業につきましても、国の地方創生臨時交付金を充当してしておりますので、なかなか市単独の事業としては難しいとは認識しております。

 今後につきましても、お米券につきましても、1人当たりの対象金額も少なくて、幅広く薄まきの支援をしているところですが、子育て世帯に対する物価高騰の支援というのはかなりお金がかかるということで、それにつきましては、先ほども申し上げましたとおり、今後の物価の推移とかそういうことを見ながら、また、必要性もあるかどうかということをまた考えて、検討してまいりたいと考えております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 それでは、部長にもう一つ確認いたしますが、今後の物価上昇の推移を見るということですが、既に先ほど申しましたとおり、7月物価上昇率でいうと、昨年同月に比べて7.1%の上昇、これは実際にベビー用品メーカーが値上げを実施している中で、部長はどの程度、今後、物価の高騰があると、対策として支援が必要なのか、どれぐらいの物価高騰が今後あると、これは支援するべきなんだという判断をされるのでしょうか。何かお考えはございますか。


○議長(山室秀隆君)

 民生部長 野沢弘一君。


○民生部長(野沢弘一君)

 物価上昇の推移につきましては、どこまで上がればするとかそういうのは、やっぱり推移を見てみないと分からない状況もありますので、今これだけということはちょっと申し上げることはできないと考えております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 財政的な課題もあるのはもちろん承知しておりますが、「あったか子育て日本一」と言う以上は、しっかり何かしらそういう環境整備に対して支援をしていただきたいという思いでございますので、ぜひよろしくお願いをいたします。

 次に、小学校、中学校の制服、体操服、こういったものもお子さんの入学時に非常に大きな額で負担になっているという話も聞こえてきます。

 この学校の制服、体操服の販売金額は近年どのように推移しているのでしょうか。物価高騰により、保護者、家庭の負担につながっていないのかと心配をしております。なので、この辺の推移についてお伺いをいたします。


○議長(山室秀隆君)

 教育委員会事務局長 野澤正幸君。

〔教育委員会事務局長 野澤正幸君登壇〕


○教育委員会事務局長(野澤正幸君)

 小中学校の制服や体操服の販売金額につきましては、販売店ごとに異なるため、一概には申し上げられませんが、近年の物価高騰の影響もあり、年々上昇傾向にあると考えております。この販売金額の上昇に伴う保護者や家庭への負担につきましては、その他の物価高騰と同様、影響を与えているものと考えております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 ありがとうございます。

 学校の制服、体操服についても、物価の高騰により、年々保護者、家庭の経済的な負担の増加につながっているということがよく分かりました。

 経済的な理由により、就学が困難と思われる児童生徒の保護者に対して支援をする就学援助費においては、その額を増やすことも検討していかなければいけないのではないでしょうか。

 また、所得の低い世帯以外の子育て世帯の負担も皆さん増加していますから、根本的に制服や体操服の内容を見直し、経済的負担の軽減に取り組むことも一つかと思いますが、その点はいかがお考えでしょうか。


○議長(山室秀隆君)

 教育委員会事務局長 野澤正幸君。


○教育委員会事務局長(野澤正幸君)

 経済的な理由により、就学が困難と思われる児童生徒の保護者に対しましては、その就学を支援するために、就学援助費を学期ごとに支給をしております。

 就学援助費における費目ごとの支給単価につきましては、国の基準を基に、毎年見直しを行っておりますが、年々増加傾向にあります。直近、令和4年度の見直しにおきましても、学校給食費の値上げに対応した支給単価の増額や制服を含めた入学の際に必要な学用品などの購入費の支給単価の増額といった変更を行っております。

 また、制服や体操服の内容の見直しにつきましては、保護者や学校、PTAの意見も踏まえながら、今後検討していくべきものと考えております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 皆さんの、実際着ている子供たちの意見も大事でありますので、そういった声も聞きながら検討していただきたいと思いますが、これ、教育委員会としては、今実際に、制服、体操服の内容を見直して、例えば経済的負担の軽減ということなので、少し安価なものに切り替えるだとか、そういうメーカーも最近あったりしますが、そういったことは積極的に教育委員会としては考えていきたいと思われているのか、その辺は消極的に思われているのか、いかがお考えですか。


○議長(山室秀隆君)

 教育委員会事務局長 野澤正幸君。


○教育委員会事務局長(野澤正幸君)

 今、体操服並びに制服等につきましては、特段、保護者の方々あるいは学校のほうからの要請は受けておりませんけれども、今のそういったような価格の高騰等によりまして、やはりもう少し安価なものはどうかというようなご相談があれば、しっかり私も、教育委員会としても、対応させていただきたいというふうに思っております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 声があればということでありますが、そういった保護者や子供たちが声を上げるというのは、なかなかそういう機会もないのかなと思っております。PTAは様々ありますが、そういうところで、そういった個人の負担に関連する部分で発言をしていくというのは、なかなか大変なことなのかなと思っております。

 なので、今、全国的な流れを見ましても、制服、体操服の内容を見直すようなところもありますので、どこかのタイミングで、教育委員会として保護者へのアンケートや、今LGBTQとかという課題もありますので、制服をそもそもそういう違う観点で見直すということもあり得ると思いますが、そういったことをしっかりとアンケートを取るなり、協議をしていくのも一つではないかと思いますが、その辺をもう少し踏み込んで考えていくということはできませんでしょうか。


○議長(山室秀隆君)

 教育委員会事務局長 野澤正幸君。


○教育委員会事務局長(野澤正幸君)

 今ほど議員申されましたとおり、内容の見直しというものも少し私どもも前向きに、制服のほうも、今ほどおっしゃったように、見直しというのも検討事項として、それも課題として抱えておりますので、そういった意味で、もう少しPTAの方々、そしてまた教員の、学校の先生方のご意見も拝聴しながら、今後、前向きに検討を進めてまいりたいというふうに考えてございます。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 ぜひ前向きに検討していただきまして、最近、どうしてもいろんな自治体が新しい取組をすると、それが目立って報道されまして、やたらほかの市町村がいいとかって話になってしまいますので、ぜひ小矢部市もスピーディーに対応していただいて、近隣市町村よりも一歩先を行きまして、小矢部はこう対応するんだ、それが小矢部の「あったか子育て日本一」なんだというような、そういったアピールにも活用していただいて、ぜひ少し、半歩、一歩早く、前向きに取り組んでいただきたいと思います。

 前向きに取り組むということでお聞きいたしましたので、ぜひ、そう期待をしたいと思います。

 次に、北海道白糠町の事例をご紹介します。

 北海道の白糠町では、新生児に向けた防災用品を支給しています。防災の話もしていましたので、子育てと防災をちょっと掛け合わせたところでありますが、新生児の防災について考える機会、子育て世帯の経済的負担の軽減を狙いとして、粉ミルクやおかゆ、使い捨て哺乳類などが入った市販の赤ちゃん向け備蓄セット、この市販のものに、白糠町独自におむつ1枚とボディシートを追加した20種類入りのセットを町民の方に支給をされています。

 非常にいい取組だなと思いましたが、本市におきましても、新生児の防災意識向上と子育て世帯の経済的な負担軽減を目的に、新生児に向けた防災用品を支給してはいかがでしょうか。答弁をお願いします。


○議長(山室秀隆君)

 総務部長 橋本信之君。

〔総務部長 橋本信之君登壇〕


○総務部長(橋本信之君)

 防災意識の向上については、新生児に限らず、全世代において取り組む必要があると考えております。現在、本市では、新生児向けに紙おむつ、粉ミルク、おかゆ、使い捨て哺乳類などを備蓄しているところであります。

 災害備蓄に関しては、被災想定の4割程度を市が整備し、残りの6割部分については、県の備蓄や流通備蓄、各家庭での備蓄にて対応することに加え、市の備蓄のみでは、アレルギーや基礎疾患をお持ちの方など様々なニーズへの対応が難しいことから、市民の皆様には、ふだんからローリングストックなどにより、最低でも3日間分の食料を備蓄していただくよう呼びかけているところであります。

 現時点においては、新生児への防災用品の支給は考えておりませんが、子育て世帯への経済的な負担軽減に向け、引き続き、各種施策に取り組んでまいりたいと考えております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 備蓄をしているというところで、一つ対策はしているということでありますが、そういった備蓄、どういうものがどれだけ備蓄にあるということは、これは子供が生まれた親御さんに伝えるような機会はあるのでしょうか。

 今、保健師さんとか、新生児、様々な健診とかいろいろありますが、そういった際にしっかりお伝えをして、そういった部分も市では対応していると、何かあれば、災害時にそういったものを市が備蓄しているということが分かれば、何かの際に、そういった方から市に、支援が必要だから物資が欲しいということを言いやすくなると思いますが、そういった情報発信はしっかりと保護者、親御さんにされているのでしょうか。


○議長(山室秀隆君)

 総務部長 橋本信之君。


○総務部長(橋本信之君)

 子育て世帯等への備蓄等の情報の周知についてのご質問であります。

 健康福祉課等で相談等の業務を行っております。その中で、備蓄等の情報についてもお伝えをしているというふうに考えておりますが、防災担当課であります総務課におきましても、いろいろな機会を通じまして、新生児をお持ちの方の世帯へ対しても情報発信、備蓄情報について周知していきたいというふうに考えております。


○議長(山室秀隆君)

 4番 林  登君。

〔4番 林  登君登壇〕


○4番(林  登君)

 「あったか子育て日本一」という小矢部市でありますから、しっかり防災を担当する総務のほうが、そういった新生児や子供たちに対しても、そういった防災をしっかりと、生まれたときから、いつ何どき、災害に見舞われるか分かりませんので、そういったことはしっかり取り組んでいただいて、やっぱり小矢部市は「あったか子育て日本一」なんだというのを、特に生まれたお子さんのご家族に認識をしていただくべきだと思いますので、しっかりとその辺は取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。

 質問は以上となりますが、今回は、4月の豪雨災害に関連した質問と子育て支援に関する質問をさせていただきました。

 今回の豪雨災害から多くのことを学び、本市の防災や災害発生時の対応力強化につなげていかなければいけないと私自身強く感じております。しっかり今回の対応を振り返り、市民の生命と財産を守ることができる小矢部市であってほしいと強くお願いを申し上げます。

 子育て支援については、「あったか子育て日本一」を掲げる本市であります。市民は、桜井市長やこの小矢部市という行政に期待をしております。その期待を裏切らないでいただきたい。

 私たちの生活は、国際情勢の変化や気候変動の様々な社会の変化への対応を求められております。小矢部市に住んでいるから、私たちは安心・安全に笑顔で暮らすことができる、そう思っていただける小矢部市にしようではありませんか。そのことを強くお願いを申し上げ、私の質問は以上とさせていただきます。ありがとうございました。


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