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[時事コラム]物価高騰について

  • 執筆者の写真: 林登
    林登
  • 2022年7月1日
  • 読了時間: 2分

物価高騰、これ既に皆さんの生活にも影響が及んでいるところですね。


企業においては、仕入れ価格の高騰、燃料費の高騰、、、など死活問題です。


物価高騰の主な原因は3つあります。


原因1:原油や天然ガスなど資源価格の上昇

原因2:供給不足(ウクライナの小麦が出荷できずにいたり・・・)

原因3:20年ぶりの急激な円安による輸入価格の高騰

ここ数年、1ドル110円前後だった円相場。 今年4月には130円台をつけ、20年ぶりの円安ドル高となりました。


私が前職で勤めていた作業用手袋の会社でも、ベトナムに自社工場があり、

仕入れのほとんどが輸入に頼っています。

その商品を国内の問屋や小売店、工場などに供給しています。


円安になっただけで、利益がなくなりますので、

急な値上げをせざるを得ません。


作業用手袋を値上げすれば、工場においては商品の生産コストが高くなります。


しかし、安全面から手袋を無くすわけにはいきません。


手袋の代用品もありませんから、致し方ないということになります。


結局は、生産コストが増大した分は、

販売価格に反映せざるを得ません。


日本銀行には、しっかり対応してもらいたいもんです。


小矢部市という小さな行政にとっては、

市営バスの燃料代や学校の冬の暖房代や

給食の食材費や燃料代の高騰が、リアルに予算オーバーしてきます。


実際、3月定例会においては、

稲葉山牧野の牧野管理運営費を補正予算で

118万2千円を増額しました。

これは全て原油価格の上昇によるものでした。


火葬場管理費では、110万円の補正予算で同じく燃料代の上昇による増額補正でした。


という具合に、徐々に市の財政をも圧迫しかねません。


国は、以下の図のような社会保障政策・雇用政策のイメージがあるようですが、

しっかり賃金上昇につながる施策を展開して頂きたいと考えています。

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とはいえ、皆さんの懐事情も良くは急になりませんので、

足元を見た政策も必要だと考えています。


主には、富山県が中心になり、ワンチーム富山で支援をしてほしいと考えています。

具体的には、他県等でこのような支援策がなされています。

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よほど予算のある政令指定都市レベルであれば、市で独自に支援できるかもしれませんが、小矢部市においては難しいです。

富山県と共創していくべきだと考えます。


中々、これという答えに辿り着きませんが、皆さんの中で生活に困ることがあれば、気軽に小矢部市や私にまでご相談ください!!


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