2020年9月定例会で一般質問しました!
更新日:2021年5月5日
小矢部市議会議員 林 登 です。この9月にて議員の任期を頂いてから、丸2年が経過しました。2年前の選挙では、30年後の未来も、多くの人が暮らしたくなる小矢部のために、学校教育の現場経験、福祉の現場経験、サラリーマン経験の感覚を活かし、市民の声を市民目線で行政に届けることをお約束しました。これからも初心を忘れず、一議員として、精進していくこと改めて決意を致します。 なぜ議員になって、一般質問で質問をしない議員がいるか不明ですが、
私は、毎回質問をしています。 質問をする権利は全員持っています(議長などは質問できませんが)ので、 それを行使して、市民のために当局の行政運営をチェックし、提案していくのが必然だと考えています。 いかに質問のやり取りを概要で記載します。正しいものは、後日議事録がアップされた時にご案内します。しかしながら、今回は前向きな答弁を頂くことができました!

Q1『小矢部市では、どのようにして市民や事業者に対して新型コロナウイルス感染症に関する情報発信を行ってきたのか、お聞かせください。』
答弁概要:広報小矢部や市のホームページ、商工会などの他団体とも連携して行なってきた。

Q2『十分に市民や市内の事業者に情報が行き渡っていると認識されていますでしょうか。』
答弁概要:広く広報を行なっている

Q3このコロナ禍の中で、新しい情報を求めて市のホームページにアクセスする方も増えたのではないかと思います。市のホームページには現在でもPDFへ直接飛ぶリンクが3件、小矢部市ホームページ内の別ページへのリンクが37件、県や厚生労働省など外部ページへのリンクが9項目と全部で、49件ものリンクが文字面で表記されています。パソコンの画面いっぱいに文字ばかり表示されます。一つ一つのPDF文章のタイトルやリンクが貼られた文章を読まなければ、個人が探している情報にアクセスできません。つまり、どこに何の情報があるのかわからないのです。このホームページの一番上に表示されるのが、市長メッセージであります。このホームページにアクセスする市民は、市長メッセージを読みたくてアクセスしているのでしょうか。なぜもっとも重要な生活支援の情報が下にスクロールしないと表示されないのでしょうか。市民にとって新型コロナウイルスに関連する情報の中で、今一番必要な情報は市長メッセージなのでしょうか。お考えをお聞かせください。
私が言いたいのは、小矢部市のこのホームページが市民にとって見やすくない!ということ。↓

答弁概要:見直したい。
Q4もっともユニバーサルでなければならない行政のウェブデザインだけが、世の中のウェブデザインから取り残されていると指摘する専門家もいます。
最新情報が更新されているのは、もはや当然であります。市民がこのホームページにたどり着いたのには、ワケがあります。そのワケとはどういうものか。「生活が苦しくて支援を受けたい」なのか「売り上げが減少した事業者が金融支援を受けたい」なのか「罹患したと思ったらどうすればいいか」なのか。目的別にカテゴライズしてこそ、市民に対してわかりやすいホームページになります。実際、小矢部市ではどのような問い合わせが多いのでしょうか。
答弁概要:生活支援や事業主への支援

実際にカテゴライズして、情報を探しやすく整理した事例がこちらの首相官邸における(「令和元年台風第19号」関連特設ページ)であります。
Q5 このように、項目別に分けて表示すべきだと思いますが、いかがでしょうか。


答弁概要:見やすくする
Q6 項目別に分けて、わかりやすいホームページを作るには、ピクトグラムの活用が有効だと言われています。例えば、出口へ駆け込む人のマーク=非常口といった様なイラストです。他の代表例では、トイレの男女のマークです。ぱっと見、一瞬で見た人にどんな情報がここにあるのか、伝えることができるユニバーサルなデザインであります。実際に、首相官邸のホームページでもこのように、家のマークやお金のマーク、病院のマークなどを使い、どこにどんな情報があるか伝えようとしています。今やインターネット上にはピクトグラムの画像がフリー素材でたくさんあります。それらを利用するだけでも、ホームページは劇的に見やすくなると考えますが、いかがでしょうか。
答弁概要:取り入れたい
Q7 しかしながら、インターネットにアクセスできない市民も多くいます。小矢部市の広報では、新型コロナウイルス感染症に関する新しい情報が毎月掲載されています。しかし、毎月の広報ではホームページに掲載されている情報のほんの一部しか得ることができません。そこで、ホームページの改良をした上で小矢部市民向けにホームページ上にあるような県や国の情報も含めて整理した見やすいチラシや冊子を作成することが、市民へ正しい情報を、正確に、そしてわかりやすく届けることに繋がると考えます。そして、庁舎内はもちろん、公民館や学校などの施設、広報を置いているコンビニ等で配布することで、市民により届くのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁概要:情報の更新も多く、今は考えていない
Q8 今ほどの新型コロナウイルスに関する広報ももちろんですが、市民目線に立ち、市民の悩みに合わせた広報をデザインするには、専門的な知見やそれなりのセンスも必要になります。また、観光PRや移住定住の促進やシティプロモーションなど小矢部市では、広報を必要とする事業が他にもたくさんあります。無理をせず、プロフェッショナルに頼むことも生産性をあげる上では大事な判断かと思います。そこで、広報アドバイザーを外部から招き、市全体の広報を見直すことが、有効だと考えますが、いかがでしょうか。
広報概要:慎重に検討したい
他に、コラボインターンシップのことを質問しました。 北日本新聞に取り上げられましたので、掲載しておきます。

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