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  • 執筆者の写真林登

11/20(議員80日目)

こんばんは。

小矢部市議会議員 林登です。


そういえば、小矢部って読み方知らないと、

"こやべ"って呼ぶ方よくいますね・・・

指摘はしませんが、"おやべ"です。


先日のブログに引き続き、

会派で行った視察の件です。


一泊して、2日目。

9時より、

「データ活用で変わる社会〜AI等新技術の活用について〜」

株式会社三菱総合研究社会ICTイノベーション本部

主席研究員 村上様よりお話伺いました!


つまりは、LINEでも最近ありますが、

AIによる自動応答、返答のサービスや

アマゾンゴーのなどの買い物サービスが

AI,ICTの技術革新が進み、できるようになりました。

これらは、ニュースでも取り上げられておりましたが、

知らないぞ!って方はこちらを。


LINEでりんなという女子高生と友達になると、

AIが自動で返答してくれて、あたかも普通の人間と会話しているようになります。

こちら→ https://www.rinna.jp/


amazon goでミライ体験!レジ無しAIコンビニの仕組み、技術と課題

https://orange-operation.jp/posrejihikaku/self-checkout/10331.html


しかし、指摘されたことは、誰のための技術革新か。

日本では、コンビニの人材確保が難しく、無人化レジを作っています。

無人化レジは、ちょっとハイテクなセルフレジです。

結局は、店員さんがやってくれていた作業を一部やらざるを得ません。

これは、お店はいいけども、お客様からしたら不便になった気が・・・

アマゾンゴーは、スマホをかざして入って、買いたいものをカバンに入れて

お店を出るだけで、何もしなくてもカード決済でものが買えてしまう。

手間いらずです。

でも、カメラで商品を認識するために、ものすごーいたくさんの

カメラを店内に設置しないといけなかったり、見えないところで大変。

だけど、お客様の使いやすさはダントツ。


AIやICTは、手段であり、目的ではありません。

しかし、目的になりがち。

電子化しました!と。システムや業務プロセスを変更せずに、

電子化、ICTを取り入れても意味はなく、

ICTにより、業務プロセスを大きく見直せたり、

今まで出来なかった新しいサービスを提供出来たりするのです。



10:45からは、

「地域を健康にするまちづくり」

筑波大学大学院人間総合学科研究科スポーツ医学専攻

教授 久野様より話を伺いました!


100年生きられる時代がきます。

そうすると、70歳でリタイアしたら

30年、健康に楽しくいかに暮らせるかとなる。


死亡リスクは、

1、高血圧 2、タバコ 3、高血糖 4、運動不足 5、肥満

(WHO)


実は、認知症の予防にも運動・スポーツは重要だとわかった!


身体活動量の増大は、大きな課題である。

タバコ以外は、運動することで解消される。


しかし、行政サービスでこういうことを言っても

関心のある30パーセントには、届いている。

運動不足している67.5%は、

そのうち71%が運動する意思がないという。


つまり、やる気ないし、情報も取らない。

いくら、行政が言ってもやらない、のである。


つまり、先生が言いたかったのは

無関心層への対策がされているか??

この観点で、議員がチェックするべきだとのこと。


具体的な

無関心層対策の3つの戦略。

1、無関心層を動かすインセンティブの開発

2、無関心層のまま健康になれるまちづくり

3、無関心層にも健康情報が届く

  そんなインフルエンサーの養成


ポンプレーション・アプローチ

マスでやると効果が出るという。


また、口コミで広がる仕組みが必要。

人口の10%20%の人が参加する仕組みが作れれば、うまく行くという。


この久野先生は、健康の研究だけでなく、

行政で、市民に届けるために、どうすれば良いかまで、

実践と考察を行なっており、非常に勉強になりました。


これにて、研修は、終わりまして、

13時頃の電車で京都へ。

京都からサンダーバードで金沢へ。

金沢から石動駅へと帰りました。


昼食など食べならが、

研修の内容を振り返り、

先輩議員から学ぶことも多くあり、

会派での研修が有意義であるなと、

実感しました。



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