林登
11/2(議員62日目)
こんにちは。
小矢部市議会議員 林登です。
2日金曜は、勉強の日でした。
行政関係の雑誌をなるべく
読むようにしています。
ただ、改めて思うのは
行政の関わる分野が幅広く、
まだまだ勉強が必要だということ。
それに、時代の変化の中で増えた仕事や
チェックする議員に求められる知識の幅も変わったのだと思います。
昔の議員よりも現代の議員の方が確実に知識量や
調査研究能力が求められるのではないかと、私は感じています。
例えば、公害対策やゴミ問題。
昔々は、家の中ゴミを自分の家で燃やしたり、
畑に捨てたりと、行政がゴミの処理を行うことは
この田舎ではありませんでした。
東京では、江戸時代からゴミ問題があり、
江戸川にゴミを捨て場を作ったりと、されたようですが。
それを先日も感じたのが、
総務産業建設常任委員会での事務事業評価でのことです。
平成29年度、昨年度の決算(使ったお金)が確定したものの
一部をピックアップして、審議するのですが、
大きな金額のものを見てみると、、、
情報管理費で 90,310,028円かかっています。
平成29年度決算では、目の情報管理費のうち
節、備品購入費の予算3,031,628円だったのに対して、
支出は1,840,816円でした。
これは、パソコンの更新費を想定ようり抑えられたため、
支出を抑えられたとのことです。
(これに関しては、決算特別委員会で説明がありました)
パソコンのハードの更新・リース代もあれば、
ソフトの更新もあります。
住民票や、住民基本台帳に関わる部分、そういった
どうしても住民サービスをする中で、現代の時代に
必要なシステムになります。
昔の戸籍とか取ると、手書きなので
昭和初期は当たり前ですが、
筆で手書きで戸籍を書いていたようですね。
さすがに手書きの方が効率悪いので、ありえませんが。
そして、一つのあるシステムを入れると
そう簡単にシステムを入れ替えるわけにはいきません。
費用は莫大になるのはもちろん、慣れるまでも大変、
そして、過去の資料を移し替えたり対応しなかったり、
相当大変だから、難しいですね。
だから、単純に費用の安い、高いだけを言えないです。
あるところでは、ワードをやめて
無料のキングソフトを使え!って行った自治体がありますが、
かなり非効率なことが多かったと聞いています。
ワードでも何年も使っていれば、古くなるので、更新が必要です。
1ライセンスに数万円とか、かかれば職員が250人いる
小矢部市役所では一人1台はあるパソコン全て更新すると
相当な金額になるわけですが。
みなさんの企業でも、会計ソフトや
営業管理ソフト、販売管理ソフトなど
多くのシステムを民間会社と契約したり購入して
使っていると思います。
民間でもそうですが、
市役所では、情報管理が重要になります。
市民全員の個人情報を抱えております。
ある意味、国の防衛費のようです。
防衛を実際にする大きな事案はなくとも、
近隣の国が軍事費を上げていき、
装備をあつくしていけば、
日本の国も防衛費を上げて、守りを強化する。
それが普通の流れでしょう。
小矢部市もサイバー攻撃や情報漏洩の事件が増える中、
ネットワーク安全性の強化が必要であったり、
システムの改修があれば、更新費用が都度必要になってくる。
ただ、どうもこのシステムに関する費用が高いのか、安いのか、
比較が議員では難しい・・・
当局で、しっかり、複数の見積もりを常にとって頂き、
常にコスト意識を持って対応頂くのが最善なように思える。
そういうことを踏まえると、
議員たるもの、少しでも学び、
他市町村の状況も調査研究を行い、
IT業界の状況もしっかり調べ、
なるべき対応していきたいものだ。
この1つの事案でもこうなるのだから、
こんなものは、たくさんある。
まだまだ1期生のひよっこ最年少議員には、
奥が深い世界だと改めて感じさせられます。
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