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執筆者の写真林登

時事ネタ「小中学校の教職員について」

 


以下が4月1日付で出ていた北國新聞(富山新聞)記事、ネット(https://news.yahoo.co.jp/articles/1f82b5c3f31a09654c2e52454770fcc75fd86f86)から引用した。


中学教員32%が過労死ライン超 時間外勤務 富山県教職員組合「行事縮小を」


 県教職員組合は31日、県内の教員を対象とした昨年9月の時間外勤務の調査結果を公表し、小学校で7%、中学校で32%が過労死ラインとされる月80時間を超えていたとした。能澤英樹執行委員長らが31日、富山市の県教育会館で会見し、教員の多忙化解消に向けて学校行事の縮小や精選が必要と訴えた。  調査では小学校411人、中学校169人が回答した。県教委が上限としている月45時間を上回ったのは小学校で60%、中学校で76%だった。小中ともに新型コロナウイルス感染拡大前の2019年9~10月の調査と比べると減少した。  会見では相澤誠書記長が学校行事に関するアンケート調査の結果も示し、新型コロナウイルスの影響で7割以上の学校が運動会や学習発表会を縮小したものの、児童生徒の成長に支障はなかったと説明。教員の負担軽減のため、保護者や地域住民に行事縮小への理解を求めた。アンケートは2月に実施し、147校の教職員から回答を得た。

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私が議会で質問した際も多くの教員が過労死ラインを超えていた。

小矢部市教育委員会や教育長ともこの問題について、議会で議論した。

本市では、支援講師など加配して教員の負担軽減につなげようとしているが、俄然時間外労働は減らない。


教員の不足も言われている。

ちょっとこの市内での実態はこれから調査をする。

教職員は採用・給与支払いは富山県であるが、勤務する学校は小矢部市の建物であり、管理するのが小矢部市教育委員会と、関係者が多くややこしい。


小矢部市の教育長も本日付で変わりました。

野澤敏夫氏から、栢元剛氏と変わった。

栢元氏は、元小矢部市総務部長であった人物で、道坪野の方で隣在所なので私もよくわかる。私が小さい時には少しだけサッカーを教えてもらった記憶もある。その当時は、スポ少に誘われたけど、断った気がします・・・


私は、教育長には学校現場上がりの方が良いと考えています。

以前の教育長に

「私はGIGAスクール構想の実現により、教職員の時間外労働が減ることを確信しました!」と言われました。


ちょっと私には、理解不能でした。

根本的な解決に何も至っていないですし、そんな兆しも現場にはない。

特にかく、未だに改善が必要!!ということです。


小矢部市の話をしたが、この記事では、全国的な課題として話を整理しておきたい。

全国的に教員のなり手不足、採用試験の倍率低下が続いている。


県外の知人にも教職員が多いのであるが、皆口々に自分が勤務する学校に欠員が出ていてきついとか、小学校であれば音楽は専科の先生がやってくれるから、他の業務をできるのであるが、そんな時間が取れない、専科の先生がいないとか、人員不足になっている。


最後にしわ寄せ来るのは、現職の教職員である。

残業するしかない。

私も高校の先生をしたことがあるので、よくわかるが、

目の前の子どもたちのことを考えたら手を抜けないし、もっともっと一生懸命やってあげたくなる。そんな素敵な先生が日本にはたくさんいるのを私は知っている。


そんな素敵な先生たちが過労死で亡くなることがあってはならない。

許せない。


日本全国の問題であるのですが、

小矢部市でもできる対策は今まで以上に行っていくべきである、と決意を新たにしました。


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