林登
時事コラム[知床遊覧船事故]
更新日:2022年5月30日
時事コラムでは、小矢部市に直接関係ない事案について林登の見解を述べていきます!
こんにちは。
小矢部市議会議員の林登です。
知床遊覧船事故について今回はちょっと考えてみたいと思います。
まずは、被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
私は大学4年生の卒業間近に体感した、東日本大震災の際もそうでしたが、
テレビでニュースを見ていても、自分にはどうすることでもできず、
ただただ、人の命が失われたという事実だけを突きつけられ、一方的に心をえぐられますね。本当に悲しい事故、二度と起こらないでほしいと思います。
地震と違って、人災だと思うとなお、憤りを感じます。
様々な報道が出ていますが、
このような人災が小矢部市内、それも行政が管理する施設やサービスで起こることがあってはなりません。
いつもエレベーターの維持管理費が1基で100万円ほどするのをみて高いなーと思っていますが、安全を考えると下手に削れないなと感じます。
今回の遊覧船の事故で一番問題なのは、
国が先手を打って法整備が出来ていなかったことです。
(社長がどうとか、色々ありますが、国などのチェック機能や法律が厳しければ、起こらなかったかもしれません。)
船の無線と衛星電話の両方がしっかり機能する状態であれば、海上保安庁が早急に助けにいけたかもしれません。
救命いかがが、設置されていれば人命が救えたかもしれません。
今後、国は急いで法律の再整備を行うでしょう。
しっかり、整備をしてほしいものです。
同じようなことで、良く疑問に思うのが登山です。
富山県は山岳救助隊が編成されているほど、山岳事故が多いです。
日本中から登山に来るのです。
それも同じ山に何回も登るより、新しい山を制覇したくなるのは、
人間の性ですね。
だから、初めての山に挑んでいく。
ちょっとした不注意や、気象の変化によって、思わぬ事故につながる。
今回の豊田船長もそうだったかもしれません。
大丈夫かな?と思っていたら、思わぬ事故に。
年間280人ほどが山岳事故で死亡や行方不明になっているようです。
そう見ると決して少なくはありません。
山岳事故の防止のために、登山家にも登山技能訓練を義務化して、免許制にした方が良いと思います。
車と一緒ですね、普通自動車免許を取得すれば、普通自動車まで運転できる。
大型自動車免許を取得すれば、大型自動車を運転できる。
山は、小型山免許を取得すれば、稲葉山に登山できる。
大型山免許を取得すれば、剱岳に登山できるとか。
人の命は何よりも代え難い。
命を守りながら、観光業が盛んになったり
市民の余暇活動が楽しいものになり、幸福度が増すことは良いこと。
市民の命を守る。
市議会議員としても一番大切なことです。
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