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執筆者の写真林登

小矢部市光ファイバーケーブル整備ついに、市内全域を網羅へ!


小矢部市議会議員の林登です。

7月22日に開催された臨時議会では、ケーブルテレビ光ファイバ整備事業費

763,400,000円が計上され、議会にて承認されました。 7億6千3百40万円です。 私も、喜んで賛成をしました。 企業の方などから、光ファイバーの整備を懇願される声聞いていました。


2020年5月29日、総務省が「平成30年度末ブロードバンド基盤整備調査」の調査結果を発表。

2018年度末の光ファイバの世帯整備率の調査結果(市区町村別)をとりまとめたものです。

整備状況は98.8パーセント(未整備66万世帯)で、都道府県別の整備率については、離島や山間地等を多く有する地方公共団体において一部整備が遅れているとしています。

未整備地域が残る市区町村は666、全国平均(98.8パーセント)未満の市区町村382あります。

「平成30年度末ブロードバンド基盤整備調査」の調査結果(総務省, 2020/5/29) https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban02_02000348.html

平成30年度末光ファイバ整備状況 (別紙1)[PDF:1ページ] https://www.soumu.go.jp/main_content/000690172.pdf

(参考)平成30年度末光ファイバ整備状況(市区町村別) (別紙2)[PDF:60ページ] https://www.soumu.go.jp/main_content/000690173.pdf

経緯を説明しますと、前から、宮島地区の一部と、蟹谷地区が光ファイバーの未整備地区でした。 他の地区は、NTT西日本の光ファイバー網があり、NTTと契約することで、光ファイバー経由の高速インターネットを使うことができました。 このコロナの時代において、ビデオ会議などのオンライン会議やテレワークがスムーズに行うことができる、また学校でオンライン授業を行う場合もスムーズに行えるのです。 既に、大学ではオンラインの授業が当たり前に行われており、小矢部市内の大学生に話を聞くと金沢大学も全てオンラインで、パソコンで動画をダウンロードして観ているそうです。 小矢部市内の小中学校の児童・生徒全員に一人1台のタブレット端末が配備されることが、先日の議会で決定しました。もともと3年がかりの計画を前倒しし、端末さえ用意できれば、年内早々に導入されます。 しかし、インターネットの環境整備が遅れれば使い物になりません。同時接続すると、回線がパンクしてしまうなど、通信環境は非常に高度な環境を整備する必要があるのです。 どうしても家のインターネットと同じではありません。 とにかく、最初に不安だったのが、蟹谷小学校、中学校に光ファイバーが引けない状況にあったことです。この問題をどうするのか、、、悩んでいました。 そもそも、かなり前から光ファイバーがない蟹谷地区からの要望もあり、市は検討していたわけですが、整備費用が10億円を超える額を負担しなければならないとあり、さすがにできないと嘆いたいたのです。


このコロナの影響により、国が光ファイバーの通信網整備に補助金を新設しました。

富山県は、ケーブルテレビを光ファイバー化することに補助金を新設しました。


ん?チャンス到来です。 小矢部市にとっては、

NTTの回線を光にすることで、市全体の光ファイバー整備をする方法と、

ケーブルテレビの同軸と言われるケーブルを光ファイバーに全部更新する方法と2択でした。 しかし、砺波市や南砺市はケーブルテレビの同軸ケーブルを光に既に変えており、小矢部市のケーブルも老朽化や、ネットの高速化について行けていませんでした。 そこで、ケーブルテレビの同軸ケーブルを全て光ファイバーに交換することで、市内全域100パーセントに光でネットなどの通信ができる環境を整備することになりました。 通信部分を国庫補助1/3、放送部分を県補助60%、残りを国の交付金で支払います。 つまり、小矢部市の一般財源からの持ち出しは、0円です。


これは好条件で、整備ができる!というまたにないチャンスです。

これを早急に前に進めるためにも7億という大きな事業であり、議会の議決を急いだということです。 来年の秋ころには順調に行けば、市内全域に光ファイバーがケーブルテレビで整備されます。既にNTTでお使いの方は、変わらず光を使えますし、ケーブルテレビをご覧の方はもしかしたら今よりお安くケーブルテレビで光のインターネットが使えるかもしれません。 これは大きな大きな前進です。 ソフトバンクの孫正義さんが、創業当時に言っていました。

「インターネットはインフラ化する」と。 まさに、インターネットどころか、高速インターネットがインフラ化しました。 行政があげて、整備をする時代になりました。 しかし、この高速インターネットがあれば、コロナの時代でもテレワークを行い、東京などの大都市に行かなくとも仕事ができるという可能性が広がるのです。 また、教育も同時に多数の接続をして、授業や他の学校とネットで繋いで新しい授業の可能性を見せてくれるかもしれません。 私は、議員として、前からICT教育とプログラミング教育をしっかり推し進めて、他の市町村や県外の学校と格差が生まれないように、取り組むよう意見を言っています。

特に、今の学校現場では新しい分野に対応できません。先生方は悲鳴をあげています。

特にコロナの対応に日々奮闘しております。

この状況でさらに今年から始まったプログラミング教育や、タブレットの活用?できませんよね?

このままなら、年配でネットとか、タブレットは良くわからないという先生がいたら、今まで通りの授業が進めることが優先されて、タブレットが活用されない可能性が高いです。 そこで、ICT支援員の導入を小矢部市教育委員会に意見しています。 この状況であれば、年度内に補正予算でもあげて、早急に人員の補強をするべきであります。 教育委員会の職員も大変ですが、学校現場も大変です。しかし、教育をおろそかにできません。子供たちは、地域の宝です。 まさに、生きる力が試されています。脱ゆとり教育を目指して2008年に改訂された学習指導要領で、目標の1つとして「生きる力」が打ち出されました。これから大きく変化していく時代を生き抜くために、学力と人間性、健康・体力をバランスよく育てることを目指したものです。


そんな時代に生きる子供たちを育むのが今の小中学校の学校教育です。 知識の詰め込み型の教育は終わりました。 この時代に、どんな教育を小矢部市が行うのか、教育現場、学校教育がまず、いの一番に変わる必要があるのです。 教育委員会の職員に言われました。

動画配信すればいい!と意見をした私に、でもどうすれば良いか、私たちはわからない。と。 わからないでしょう。皆さんが変わっていなても、時代が変わったから。 小矢部市が変わっていなかったけど、周りの社会や東京、民間は変わったのだから。 変わる時です。小矢部市よ苦しいけど、変わって見てはどうか。 私は、市議会議員として、議場で投げ掛け続けます。




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