小矢部市の財政について
第1回小矢部未来会議を行いました。
財政状況を知るには、
毎年、市が総務省に提出している「決算カード」をご覧ください。
以下よりダウンロードできます。
http://www.soumu.go.jp/iken/zaisei/card.html
どれだけ借金があるのか、
歳入がいくらか、歳入に対してどれだけの借金の割合なのか・・・
それがよくわかります。
小矢部市の場合は、近くの市町村であれば
砺波市が類似の自治体になります。
高岡市ですと、人口規模などベースのデータに違いが大きいため、
単純比較できませんので、比較するのであれば決算カードの右上部に
記載のある地方村町累計が同じ自治体で比較した方がわかり良いです。
平成28年度決算カードでの比較。
小矢部市の将来負担比率・・・157.2%
砺波市の将来負担比率・・・・48.5%
将来負担比率とは
一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模を基本とした額に対する比率を表します。
この比率が高い場合は、当該団体の一般財源規模に比べ、将来負担額が大きいということであり、今後、実質公債費比率が増大すること等により、財政運営上の問題が生じる可能性が高くなる。
数字が高ければ高いだけ、収入に対して、大きな額の負債があるよ〜ってことです。
簡単に言えば、年収300万円あるけど、借金が450万円の借金あるのが小矢部市。
年収300万円あって、借金が145万円あるのが、砺波市。
本当に、ざっくりしたイメージだけの表現なので、あくまでイメージで考えてください。
今後は、
①歳入を増やす!
→人口を増やし、雇用を増やし、住民税や固定資産税が増えるよう努力が必要。
②歳出を減らす!
→重点化が必要。必要な箇所には、しっかり予算を配分し、必要ない部分は予算をカットする。今までと同じ感覚で地域の要望が通る時代ではなくなりました。
今まで通り地域の要望に答えていれば、気づいたら借金まみれの市の財政になってしまいます。ここは、しっかり地域と対話し、市民と一緒に予算の配分を考えていく必要があります。
③決断!
→最後は、政治の決断です。何を減らすか、何の事業を廃止するか。何を優先するか。①と②の観点に、さらに効果やそもそもの自治体の役割を見直しながら、30年先を見据えた決断が求められています。決断できなければ、いつか、お金がありません。と言い始めるでしょう。
市民の皆様、ぜひ一緒に、市の予算もチェックし、
配分の仕方を一緒に考えていきましょう!!
来られたなかった!という方は、動画で様子をご覧ください。
全てオープンにしていけるように、頑張ります。
まだ、まだ、勉強をさせて頂く身です。
間違いや、改善点等、ご指摘あればご連絡頂ければと思います。
よろしくお願いいたします。
前半
https://www.youtube.com/watch?v=evw5f1vVTv8&t=5s
後半
https://www.youtube.com/watch?v=jfwhvJi79Gw
Comments