林登
令和3年度予算案について
更新日:2021年5月5日
みなさんこんにちは。 2月は例年であれば、各種団体の総会and新年会が毎日のようにあるのですが、、、、今年はコロナのために静かな2月となっています。 そして、令和3年度予算について、そろそろ固まりつつあり、小矢部市の桜井森夫市長から報道機関へ予算(案)の概要が発表されました。 あたかも、予算が決まったぞ!!というノリで新聞各社が報道していますが、、、
小矢部市議会の3月議会の各委員会や代表質問・一般質問、さらに予算特別委員会で協議・審議がなされますので、まだ何も決まっていません。
予算は、議会の承認がなければ執行できません。
あくまで、予算(案)であります。
じゃーどんな流れで予算が決まっているの!?と、思われる方が多いと思うので、書いておきます。
① 7月・8月に翌年度の予算要求額を財政課に出します。
② 総務部財政課では、サマーレビューという夏に一度、予算を精査し、各担当課が必要としている予算に対して不足額を把握します。 今回は、4億6千万円の財源不足が判明する。
③ 4億6千万円をどのように埋めるか、検討・調整。
市長の予算編成方針になる。
→12月議会において、私から桜井市長に代表質問で問いただしています。それは、↓こちらのブログをご覧ください。
④ 12月議会終了後か会期中に、議員の会派から予算要望を桜井市長に提出します。会派として、各部署に関する予算要望をまとめて提出し、市民からの負託を受けた議員としてしっかり要望します。
⑤ 11月頃には各担当課から出された予算要望について、総務部財政課や企画政策課などが中心になり査定します。12月〜2月まで市長査定などを通して、調整を行います。
⑥ 2月上旬には、議員の会派ごとに予算案の概要が説明されます。私の会派は少数会派なので最大会派の次に説明を受けました。また、このタイミングで昨年12月に提出した予算要望の回答を頂きます。
⑦ 2月中旬、予算案概要が記者発表されます。(今ここ!)
⑧ 各課へ予算付けがどうされたか、連絡が行きます。ここから、4月以降の準備を進めたりします。実際には予算が議会を通らなければ、動けないのですが、3月中旬に議会で可決してから動いては4月からの動きが遅れますので、モノによっては水面下で準備を進められるものは、進めているようですね。
⑨ 3月議会 3月上旬か2月末から、3月中旬まで開催されます。ここで、予算書が配布され(今はタブレットに配布)各担当課の課長から予算の説明がされます。その後、質問通告書を作成し、一般質問や予算特別委員会で質問をする内容を伝えます。
⑩ いざ、一般質問(一人60分まで)、予算特別委員会(一人60分)の時間を使って質問を行います。一般質問は、全くしない議員も多いのですが、予算特別委員会では全員が通告を出して、審議を行なっているのが小矢部市議会の現状です。(この辺の予算審議のやり方は自治体によって多少違いがあるようです)
11、最後は議会の最終日に、決議が取られます。(正直、よっぽどの事案がなければ、賛成多数で可決されます)他の自治体では、予算案が通らず、大変なことになった!というニュースにありますが、よっぽどのことですね。逆に言うと本当に問題がある予算であれば、議会がちゃんと抑止力になり、予算の執行を止めることができるのです。
予算に限ったことではありませんが、
普段から市議会議員に対して、意見をどんどん行って頂きたいです。
議員も一人の人間です。知らないことも多いです。情報に偏りがあったりします。私も日々勉強していますが、至らないこと、当事者にしからわからないこともあります。ぜひ、気軽にご連絡ください!!
とにかく、そう言う流れで1年間の小矢部市の予算が決まって行きます。あなたの大切な税金がどう使われるのか、その計画です。
そして、どんなまちづくりがなされるのか、それも予算案から読み解くことができますよね。どんな小矢部市の未来ができるのか、これからまた予算案の内容についてなるべくSNSやこのブログで公開していきますので、ぜひ情報を得てちょっと小矢部の未来について考えてみてください。
--------------------------------------------------
各種SNSにて情報発信しています!!
---------------------------------------------------
みなさんの声聞かせてください。
林登へのメッセージを募集しています。
info@hayasinoboru.net までメールください。
気軽に要望・質問・疑問なんでも大丈夫です! !
Commenti